百十踏揚
200911/A3/リキテックス・アクリルガッシュ・モデリングペースト
15世紀琉球の王女。
「百十踏揚(ももとふみあがり)」は神女名であり、「百も十も踏んで揚がる(踏み上がる=気高い)」という意味。
当時の琉球は戦乱の時代であり、彼女もまた時の権力者に翻弄された悲劇の女性とされています。
古琉球史は資料が少なく、史実と伝承の境が曖昧なところがほとんどでそれがまた興味をそそられました。その中でも彼女は突出して興味を惹く人物です。
彼女が何を思い、あの時代を生きたのかを知りたいです。
実は15世紀にまだ紅型は現れていないのですが、「琉球」らしさを出すためにあえて描いてしまいました。
本当は日本の打掛や、中国の着物を身につけていたかもしれません…
Related Posts
Comment